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おっす、おらモンチ!
 

どっひゃー吉市!おめぇ気象予報士の資格とるのか?

おめぇ頭いいなぁ。おらおでれぇたぞ!

 

なんだって?おらも一緒に勉強するのか?

だけどおら。頭脳戦闘力5の下級戦士だぞ?

おらに倒せるのかなぁ?

 
 

気象学「コリオリ力全開!ロスビー波ぁああぁあ!!!

モンチ「うわぁあああぁあぁああ

 

吉市「残念ながらモンチは死んでしまった」

吉市「だけど心配することはない。ドラゴンボールで生き返る

 

シェンロン「あんたの夢かなえたろか」

 

モンチ「はっ。良かった生き返った」

吉市「モンチよ死んでしまうとは情けない。次はこいつと戦うんだ

 

モンチは書籍「よくわかる行政法」を手に入れた

 

ナレーション「次々にモンチに襲い来る強敵達!モンチは無事に資格取得ができるのであろうか?」

モンチ「今回も絶対みてくれよな!

 

 

そんなわけで7月末くらいから行政書士の勉強が始まったの!

輪をかけてチンプンカンプンだったよ!

何一つ興味が無いから、究極につまんなかったの!

 

吉市「お前の悪い癖だ!理解できないからつまらないんだ。理解できるところまで努力したら、急に面白くなる!勉強はそういうものだ!面白くなるまで諦めるな!

 

 

だーかーらー!!!

「まったく理解できない」から「つまんない」んだよ!

僕にとっては断崖絶壁の氷の壁みたいなものなの、理解のとっかかりが全く無いの!

 
 

でもそんなこと言ったら、確実に寿命が縮む「何か」をされるから黙って勉強してたの

 

8月末 吉市の気象予報士の試験日が近づいてきたよ

たった5ヶ月の勉強で、吉市は受かる気まんまんだったの!

毎晩毎晩、猛勉強してた

 

つまり僕も毎晩無理矢理ファミレスに連れてかれて勉強!

くっそつまんない行政法を!!!

 

地獄なの!

 

 

試験会場は大阪教育大学

 

心底受かって欲しかったよ。そしたらこの勉強生活から解放されるから

 
 

試験2日前に言われたの

 

吉市「モンチ。大阪に行きたいだろう?」

 

モンチ「いいえ興味がありません

 

吉市「たこ焼き好きだろう?」

 

モンチ「好きだけど、家で作れます

 

吉市「大阪の街で、美味い物を食べたりビールが飲みたいだろう?」

 

モンチ「家でビックマンを水道水で割って飲むから心配しないで下さい」

 

吉市「よし!そこまで行きたいなら連れて行ってやろう!試験が終わったら大阪で遊ぶぞ!!!

 

 
 

脚色無しでこういう人だよ!!!

 

かくして僕たちは大阪行きの旅程を立てることになったの

 
 

吉市「ふむ!大阪は宿がいっぱいある!漫画喫茶もある!宿泊予約は不要である!

 

モンチ「そうなの?」

 

吉市「そうなの!」

 

モンチ「そうなんだなの!」

 

 

吉市「我々は部活も一生懸命やる男達!試験は日曜日。なので土曜日の夕方までバリバリ部活をやるぞ!

 

モンチ「やるの!でも運転大丈夫?」

 

吉市「モンチは愚かだ!大阪は交通量が多いのだ!従って電車!」

 

モンチ「電車なの!」

 

 

そんなわけでヘトヘトになるまで部活をやって、夕日が傾く頃に僕たちは出発したよ!

 

でもって大阪!

大阪教育大学のある駅に到着!

 

ホテルは全部満員!

近くに漫画喫茶なんて皆無だったよ!

 

 

吉市「モンチ!お前のせいだぞ!どうしてくれるんじゃー!!!

 

 

 す  て  の!

 
 

続く

 

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