悪魔2号に薦められて「ある男」っていう
平野啓一郎の小説を読んだの
凄かったの
ぐいぐい引き込まれて、寝不足になりながら読み切ったの
謎が謎を産んで、謎まみれ。謎フルコースで、最後にキュッと締まるの!
ドキドキワクワクしながら小説読むなんて久しぶりだったの!
面白かったよ、ありがとう!
悪魔2号「感想は?」
モンチ「ドキドキワクワクしたの!」
悪魔2号「それは感想では無い。感想は?」
モンチ「むむむむむ胸が高鳴って、眠れないくらい面白かったの!!!」
悪魔2号「それは感想ではない。感想は?」
なんで僕は常に圧迫面接されてるの?
モンチ「あわわわわ。なんかよく分からないけど面白かったの!」
悪魔2号「そのなんかよく分からんトコロをいかに掘り下げていくのか?ってところが感想なんじゃー。何か一言でも良い。お前らしい。お前の一撃を刻むような感想を言うんじゃ。このモンチめぇえええええ!!!」
モンチ「あわわわわ。さささ、さすがは悪魔2号だよ!面白い小説を薦める才能があるよ!センスの塊だよ!小説を読まない僕が眠れないほど凄いよ!」
悪魔2号「…」
意外と効いたよ! 意外にもお世辞に弱かったよ!
その後『ある男』の面白さについて教えてくれたの
ネタバレしない程度にここに垂れ流すの
・国籍とか家柄とか性別とか、人間はどうしようもない性質を背負いながら生まれてきてしまう
・それは良くも悪くもしかたない。どうしてもしかたない
・そういうモノから、自分の名前を捨てるように逃げ出してしまう人もいる
・だけど結局は逃げられやしない
・とにかくずっと、逃げた事実も含めてついてまわってしまう
・そんなものと、少しでも。回りくどくても。なんとか向かい合って、自分の苦しみを越えていこうとする。そんな逞しく切ない男達の物語
・自分も含めて、自分より弱いモノが少しでもぬくもりの中、成長していけますようにって願い続け、傷に向かう、温かい男達の物語
モンチ「悪魔2号は深読みしすぎだよ!小説家はそんなこと考えてないと思うよ」
とは、言わなかったよ!
小説って色んな見方があるんだね!
人の感想を聞いてビックリしたよ!
モンモンもごもごモンチッチ!
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コメント
コメント一覧
モンチ様のブログ、いつも楽しみにしています。
私も「ある男」、読んでいます(^^)
まだまだ読み始めたばかりなので、先が楽しみです。
少し心配しています。 現在は就職それとも大学院? 近況報告できたらお願いします。
モンチさんはやはり文才がありますね。記事を読んでいるとクスッと笑えたり、涙腺が緩んだりして心が動かされます。今回紹介している小説も読んでみたくなりました。
体に気をつけて、いつまでもご家族や周りの大切な人とお幸せに。
忙しくて楽しくて、充実した毎日を送ってることを願ってます。
悪魔ズの二人と温泉旅行の予定もあるのかな?
最近歯医者さんに通ってお世話になっているので、ブログのもんちを思い出すよ。
毎日の当たり前に感謝して、あちこちにちらばっている小さな幸せを感じながら今日も穏やかに一日が終わりますように。
もんちの明日もみんなの明日も良い1日であるように。